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12月02日-01号

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  1. 津市議会 1996-12-02
    12月02日-01号


    取得元: 津市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    平成 8年 12月 定例会(第4回)          平成8年第4回津市議会定例会会議録(第1号)          平成8年12月2日(月曜日)午前10時2分開会           ----------------------- ◎市長(近藤康雄君) おはようございます。招集に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。 師走に入り慌ただしくなってまいりましたが、本日、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には何かと御多用の中御参集いただきまして厚くお礼を申し上げます。 本定例会におきまして御審議いただきます案件は、さきに実施されました衆議院議員選挙に伴います諸経費等の専決処分の承認など報告5件、津市水道事業給水条例の一部改正など議案12件、平成7年度各会計の決算認定10件の計27件でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 また、先日、全員協議会で御協議をいただきました都市マスタープラン市民交流計画を初め、現在策定に向け努力をいたしております諸計画につきましては、今後とも議員の皆様や市民の皆様の貴重な御意見を拝聴しながら進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。 以上、甚だ簡単でございますが、招集に当たりましてのごあいさつといたします。 ○議長(小倉昌行君) おはようございます。12月定例会の開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。 年の瀬を目前に控えまして、議員の皆様方には公私何かと御多用の中御参集を賜り、まことにありがとうございます。 今期定例会において御審議賜ります案件は、先ほどの市長さんのごあいさつにもございましたとおり、27件でございます。いずれも重要な案件ばかりでございます。議員各位におかれましては、十分なる御審議を賜りまして、適切妥当なる結論が得られますように念願いたしますとともに、議事運営につきましても格別の御協力をお願い申し上げます。甚だ簡単ではございますが、開会に当たりましてのごあいさつといたします。ありがとうございます。           -----------------------               議事日程(第1号)第1 会議録署名議員の指名第2 諸般の報告第3 会期の決定第4 提出議案上程--説明 報告第19号 専決処分の承認について 報告第20号 専決処分の報告について 報告第21号 専決処分の報告について 報告第22号 専決処分の報告について 報告第23号 平成7年度津市継続費精算報告書について 議案第91号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部の改正について 議案第92号 津市監査委員条例の一部の改正について 議案第93号 津市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部の改正について 議案第94号 津市市長、助役及び収入役の給与及び旅費に関する条例の一部の改正について 議案第95号 委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部の改正について 議案第96号 津市教育委員会教育長等の給与及び旅費支給条例の一部の改正について 議案第97号 津市水道事業給水条例の一部の改正について 議案第98号 字の区域の変更について 議案第99号 住居表示を実施する市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について 議案第100号 平成8年度津市一般会計補正予算(第4号) 議案第101号 平成8年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号) 議案第102号 平成8年度津市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号) 認定第3号 平成7年度津市一般会計歳入歳出決算 認定第4号 平成7年度津市モーターボート競走事業特別会計歳入歳出決算 認定第5号 平成7年度津市と畜場事業特別会計歳入歳出決算 認定第6号 平成7年度津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算 認定第7号 平成7年度津市下水道事業特別会計歳入歳出決算 認定第8号 平成7年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算 認定第9号 平成7年度津市福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算 認定第10号 平成7年度津市奨学金貸付事業特別会計歳入歳出決算 認定第11号 平成7年度津市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算 認定第12号 平成7年度津市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算           -----------------------                 会議に出欠席の議員出席議員  1番 川竹大輔君       2番 竹沢陽一君  3番 坪井年明君       4番 梅崎保昭君  5番 西川正澄君       6番 中村一彦君  7番 吉田 修君       8番 前田剛志君  9番 川崎正次君      10番 田村宗博君 11番 小倉昌行君      12番 藤井弘二君 13番 中村 治君      14番 岩本 勝君 15番 安藤之則君      16番 山岡祥郎君 17番 小田新一郎君     18番 中川隆幸君 19番 佐藤岑夫君      20番 西川 実君 21番 小林賢司君      22番 大西禧夫君 23番 佐藤肇子君      24番 橋村清悟君 26番 小野欽市君      27番 川瀬利夫君 28番 岡野恵美君      29番 竹田 治君 30番 若林泰弘君      31番 駒田拓一君 32番 森 錦一君      33番 井ノ口昭太郎君 34番 稲守久生君      35番 川合 務君 36番 日野 昭君欠席議員     25番 篠田耕一君               会議に出席した説明員   市長                 近藤康雄君   助役                 野村 守君   収入役                松下憲夫君   市長公室    市長公室長      森 貞夫君           政策課長       宮武新次郎君   サイエンスシティ推進部 サイエンスシティ推進部長   野田武義君           事業推進課長     黒宮英二君   総務部     総務部長       平松利幸君           総務部次長総務課長 糸川洪司君   財務部     財務部長       大河内徳松君           財政課長       野崎精一君   市民生活部   市民生活部長     岡部高樹君           市民交流課長     田中恭一君   環境部     環境部長       家城隆一君           環境管理課長     浦田定男君   福祉保健部   福祉保健部長     伊東武年君           福祉課長       野田俊和君   同和対策室   同和対策室長     澤田信之君   産業労働部   産業労働部長     村田佳美君           産業労働部次長                      伊藤和佳君           兼商工労政課長   競艇事業部   競艇事業部長     宇田川和風君   競艇事業部   競艇管理課長     井川高弘君   都市計画部   都市計画部長     小河俊昭君           管理港湾課長     前野龍次君   建設部     建設部長       上田和生君           道路課長       荒井雄一君   下水道部    下水道部長      川上政洋君           下水道管理課長    正次幸雄君   検査室     検査室長       中島公幾君   消防本部    消防長        水谷 衛君           消防次長       永井昭嘉君   収入役室    副収入役兼収入役室長 岡山彰一君   三重短期大学  三重短期大学学長   岡本祐次君           三重短期大学事務局長 片岡次夫君   水道局     水道事業管理者    河合安雄君           水道局次長                      米澤和郎君           兼水道総務課長   教育委員会   教育委員長      鈴木秀昭君           教育長        荒木 務君           教育次長       森 恒利君           教育調整監                      西口清二君           兼教育総務課長   監査委員               鈴木 有君           監査監兼監査事務局長 松浦隆之君              職務のため出席した事務局職員  事務局長    中山邦彦君    事務局次長   佐藤捷三君  議事課長    中村研二君    調査課長    大西一治君  主事      橋爪秀典君    主事      濱田耕二君           ----------------------- ○議長(小倉昌行君) ただいまから平成8年第4回津市議会定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 これより日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員につきましては、会議規則の定めにより、9番川崎正次さん、28番岡野恵美さんを御指名いたします。 日程第2、諸般の報告を行います。 今期定例会議事説明員の出席を要求いたしましたところ、お手元に配付いたしましたとおり通知に接しましたので、御了承をお願いいたします。 次に、監査当局からお手元に配付いたしましたとおり監査報告がなされておりますので、ごらんおき願います。 続いて日程第3、会期についてお諮りいたします。今期定例会の会期を本日から12月24日までの23日間と定めたいと存じます。御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小倉昌行君) 御異議なきものと認め、本日から12月24日までの23日間と定めます。 日程第4、当局から提出の報告第19号から第23号までと、議案第91号から第102号並びに認定第3号から第12号に至る各案を一括上程議題に供したいと存じます。御異議ございませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(小倉昌行君) 御異議なきものと認め、報告第19号から第23号までと、議案第91号から第102号並びに認定第3号から第12号に至る各案を一括上程議題に供します。 なお、議事の進行上、事務局長議案朗読は省略いたしますが、会議録にはこれをとどめます。           -----------------------報告第19号 専決処分の承認について報告第20号 専決処分の報告について報告第21号 専決処分の報告について報告第22号 専決処分の報告について報告第23号 平成7年度津市継続費精算報告書について議案第91号 議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部の改正について議案第92号 津市監査委員条例の一部の改正について議案第93号 津市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部の改正について議案第94号 津市市長、助役及び収入役の給与及び旅費に関する条例の一部の改正について議案第95号 委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部の改正について議案第96号 津市教育委員会教育長等の給与及び旅費支給条例の一部の改正について議案第97号 津市水道事業給水条例の一部の改正について議案第98号 字の区域の変更について議案第99号 住居表示を実施する市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法について議案第100号 平成8年度津市一般会計補正予算(第4号)議案第101号 平成8年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)議案第102号 平成8年度津市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)認定第3号 平成7年度津市一般会計歳入歳出決算認定第4号 平成7年度津市モーターボート競走事業特別会計歳入歳出決算認定第5号 平成7年度津市と畜場事業特別会計歳入歳出決算認定第6号 平成7年度津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定第7号 平成7年度津市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定第8号 平成7年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算認定第9号 平成7年度津市福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定第10号 平成7年度津市奨学金貸付事業特別会計歳入歳出決算認定第11号 平成7年度津市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算認定第12号 平成7年度津市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算           ----------------------- ○議長(小倉昌行君) 引き続き市長から上程議案に対する説明を求めます。              〔市長 近藤康雄君 登壇〕 ◎市長(近藤康雄君) ただいま上程になりました報告第19号から第23号及び議案第91号から第102号まで並びに認定第3号から第12号までを一括御説明申し上げます。 報告第19号専決処分の承認につきましては、平成8年度津市一般会計補正予算(第3号)でありまして、市議会を招集して御審議をお願いするいとまがなかったため、去る9月27日に専決処分をいたしましたので、本市議会に御報告申し上げ、同処分の承認をお願いするものであります。 内容につきましては、去る10月20日実施されました第41回衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に伴い、歳入歳出予算について、歳入歳出それぞれ5,392万3,000円を追加計上し、その総額を474億2,310万8,000円としたものであります。 歳出では、第2款総務費5,392万3,000円の増で、投票・開票管理者及び立会人の報酬ほか関係経費の計上、歳入では、第13款県支出金5,223万9,000円、第17款繰越金168万4,000円の計上であります。 報告第20号から第22号につきましては、いずれも専決処分の報告であります。 報告第20号は、工事請負契約の一部の変更でありまして、新町都市下水路築造工事の水替工において、排水の濁りを取る処理設備の増工により、契約金額を1,145万2,204円増額し、9億2,670万円から9億2,815万2,204円に変更したものであります。 報告第21号及び第22号は、同一の交通事故による損害賠償の額の決定であります。 事故の概要及び損害賠償の内容について申し上げますと、去る8月5日、広報対話課職員が公用車を運転し、津市立南郊中学校西約20メートルの市道上において、迂回するためバックにより方向転換を行ったところ、後方道路右側端に駐車中の小型貨物自動車に接触したもので、当該小型貨物自動車の修理費として、8万4,560円、車両借上料として2万7,810円を損害賠償の額と決定したものであります。 報告第23号平成7年度津市継続費精算報告書につきましては、継続事業として、平成6年度、7年度の両年度にわたり一般会計で施行してまいりました上浜都市下水路築造事業及び公営住宅建設事業岩田CBアパート建てかえ事業、下水道事業特別会計で施行してまいりました船頭ポンプ場築造事業についてそれぞれ完了いたしましたので、精算について御報告申し上げるものであります。 議案第91号議会の議員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部の改正及び議案第94号津市市長、助役及び収入役の給与及び旅費に関する条例の一部の改正につきましては、相関連いたしますので、あわせて御説明申し上げます。 議会の議員の報酬及び三役の給料につきまして、類似都市の状況等を勘案し、津市特別職報酬等審議会に諮問いたしましたところ、同審議会の答申を得ましたので、議長の報酬を月額64万円から67万円に、副議長の報酬を月額58万5,000円から61万円に、議員の報酬を月額53万円から55万円に、市長の給料を月額109万円から113万円に、助役の給料を月額84万5,000円から87万円に、収入役の給料を月額72万円から74万円にそれぞれ改定して、公布の日から施行し、平成8年10月1日から適用しようとするものであります。 議案第92号津市監査委員条例の一部の改正につきましては、監査体制充実強化等を図ることにより、本市の健全かつ能率的な行政運営に資するため、監査委員の定数を2人から3人に増員し、識見を有する者のうちから選任される非常勤の監査委員を設置するもので、平成9年4月1日から施行しようとするものであります。 議案第93号津市常勤の監査委員の給与及び旅費に関する条例の一部の改正、議案第95号委員会の委員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部の改正及び議案第96号津市教育委員会教育長等の給与及び旅費支給条例の一部の改正につきましても、相関連いたしますのであわせて御説明申し上げます。 内容について申し上げますと、特別職の報酬等の改定状況を勘案いたしまして、常勤の監査委員の給料を月額53万円から55万円に、市議会議員のうちから選任された監査委員の報酬を月額4万4,000円から4万8,000円に、教育長の給料を月額72万円から74万円にそれぞれ改定して、公布の日から施行し、平成8年10月1日から適用しようとするものであります。 議案第97号津市水道事業給水条例の一部の改正につきましては、水道料金新規給水加入金を改定しようとするものであります。 本市の水道財政につきましては、昭和59年4月に現行料金に引き上げが行われて以来、比較的安定した経済情勢の中で、給水量の伸びに支えられて長期間黒字基調で推移してまいりました。 しかしながら、平成3年後半ごろから見られる景気の低迷に伴う水需要の低下及び夏季における渇水等の異常気象の影響による給水収益の鈍化に加えて、県営水道暫定給水に係る受水費の増大により、平成7年度決算では1億6,000万円余の単年度赤字となり、今後もこの赤字傾向が続くものと予想されます。 このような財政状況のもとで、将来的にも安全で安定した給水を続けていくためには、第4回拡張事業を初め老朽管(石綿管)の更新等を積極的に進めていかなければなりません。 こうした極めて厳しい情勢の中での平成9年度から平成10年度までの2ヵ年の財政計画の収支の見込みによりますと、新しい県営用水木曽川水系長良川系)からの一部給水が開始されることに伴う受水費の増等により、平成10年度末には約11億3,000万円の欠損金が見込まれます。 このような状況から、水道財政を健全化してより安定した給水を確保していくために、水道料金等の改定をお願いするものであります。 今回の改定の内容を申し上げますと、料金算定期間を平成9年度及び平成10年度とし、料金算定原価を69億1,068万円、有収水量を5,619万6,302立方メートルと予測し、これらの数値を基礎といたしまして、1ヵ月当たりの基本料金従量料金新規給水加入金議案記載のとおり改定し、平成9年4月1日から施行しようとするものであります。 なお、今回の改定料金で試算いたしますと、実質改定率は21.7%、供給単価は123円91銭で、平成10年度末5,234万5,603円の剰余金が見込まれるものであります。 以上で議案第97号の説明を終わらせていただきますが、今後とも経営全般にわたって経費の節減に最大の努力を払い、一層の効率化を進めてまいりますので、よろしく御理解、御協力をいただきますようお願い申し上げます。 議案第98号字の区域の変更につきましては、団体営土地改良総合整備事業川北地区の施行に伴い、耕地等が整理統合されたため、土地改良がなされた区画に従って、大里川北町及び大里睦合町地内の字の区域を変更しようとするものであります。 議案第99号住居表示を実施する市街地の区域及び当該区域における住居表示の方法につきましては、高茶屋小森上野町及び高茶屋小森町の各一部の地域において、土地の地番が混乱している中で、宅地開発の急増による人口密度の増加が見られ、住民の皆さんの生活にも不便を生じてきたことから、津市住居表示審議会に諮問いたしましたところ、同審議会の答申を得ましたので、議案図面の区域について街区方式による住居表示を実施しようとするものであります。 議案第100号平成8年度津市一般会計補正予算(第4号)は、歳入歳出予算及び債務負担行為について補正しようとするものであります。 まず、歳入歳出予算につきましては、歳入歳出それぞれ5億3,785万7,000円を追加計上し、補正後の予算総額は、479億6,096万5,000円となるものであります。 引き続き歳出から款の順序に従いまして御説明申し上げます。 第1款議会費は、議員報酬の改定に伴い、729万1,000円の計上、第2款総務費は、6,695万3,000円の計上で、臨時雇い賃金及び地域マルチメディア導入促進事業に伴うシステム開発委託料及び備品購入費等であります。 第3款民生費は、8,267万2,000円の計上で、心身障害者及び乳幼児医療費助成費並びに病原性大腸菌O-157対策費が主なものであります。 第4款衛生費は、4,780万7,000円の計上で、予防接種委託料及び健康診査事業に係る各検診委託料等が主なものであります。 第6款農林水産業費は、中勢用水事業負担金2億9,473万7,000円の計上であります。 第8款土木費は、2,512万7,000円の計上で、排水路改良に伴う補償費及び排水施設修繕料が主なものであります。 第10款教育費は、1,327万円の計上で、病原性大腸菌O-157対策費及びクラブ活動等補助金が主なものであります。 次に、歳入について御説明申し上げます。 第12款国庫支出金は、1,181万3,000円の計上で、健康診査事業負担金及び各がん検診事業負担金等であります。 第13款県支出金は、5,331万5,000円の計上で、心身障害者及び乳幼児医療費助成事業補助金並びに地域マルチメディア導入促進事業費補助金が主なものであります。 第16款繰入金は、老人保健医療事業特別会計繰入金1,924万7,000円の計上であります。 第17款繰越金は、前年度繰越金3億7,358万5,000円の計上であります。 第18款諸収入は、7,989万7,000円の計上で、中勢用水土地改良区積立金取崩金及び中勢用水事業計画償還助成金等であります。 次に、債務負担行為の補正は、追加といたしまして、排水施設整備事業について、期間及び限度額を定めようとするものであります。 議案第101号平成8年度津市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)は、歳入歳出それぞれ444万3,000円を追加計上し、補正後の予算総額は、87億4,283万7,000円となるものであります。 歳出は、がん検診等負担金などの計上、歳入は、国庫支出金の計上であります。 議案第102号平成8年度津市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)は、歳入歳出それぞれ3,674万6,000円を追加計上し、補正後の予算総額は、123億2,756万円となるものであります。 歳出は、過年度国県支出金返還金及び過年度医療費精算に伴う一般会計繰出金の計上、歳入は、前年度繰越金の計上であります。 認定第3号平成7年度津市一般会計歳入歳出決算は、歳入合計478億356万9,557円、歳出合計459億6,834万5,670円で、差し引き18億3,522万3,887円の翌年度繰り越しとなりますが、新町都市下水路築造事業継続費逓次繰越額及び安東贄崎線街路改良事業を初めとする繰越明許費繰越額に充当する財源2億9,967万8,578円を含んでおりますので、実質収支額は、15億3,554万5,309円であります。 まず、歳入決算について款の順序に従い御説明申し上げます。 第1款市税は、254億3,387万5,000円の予算に対し、258億44万6,848円の収入で、3億6,657万1,848円の増となっており、主に個人市民税及び法人市民税が最終実績で見込みを上回ったことによるものであります。 第2款地方譲与税は、13億4,370万9,000円の予算に対し、13億4,422万2,278円の収入で、51万3,278円の増、第3款利子割交付金は、6億5,600万円の予算に対して、6億6,431万7,000円の収入で、831万7,000円の増、第4款ゴルフ場利用税交付金は、3,350万円の予算に対し、3,091万9,383円の収入で、258万617円の減、第5款特別地方消費税交付金は、1,650万円の予算に対して、1,830万4,000円の収入で、180万4,000円の増、第6款自動車取得税交付金は、予算、収入とも4億7,886万6,000円、第7款国有提供施設等所在市町村助成交付金は、180万円の予算に対し、182万3,000円の収入で、2万3,000円の増、第8款地方交付税は、予算、収入とも3億5,447万1,000円、第9款交通安全対策特別交付金は、3,500万円の予算に対し、3,760万2,000円の収入で、260万2,000円の増、第10款分担金及び負担金は、14億6,488万7,000円の予算に対し、15億115万495円の収入で、3,626万3,495円の増であります。 収入の主なものは、社会福祉費負担金の老人ホーム入所負担金、児童福祉費負担金の保育所入所負担金及び消防費負担金の河芸町ほか4箇町村消防事務受託負担金であります。 第11款使用料及び手数料は、9億1,466万9,000円の予算に対し、9億7,074万4,386円の収入で、5,607万5,386円の増であります。 収入の主なものは、使用料では、住宅使用料及び短期大学使用料、手数料では、戸籍住民基本台帳手数料及び短期大学手数料であります。 第12款国庫支出金は、48億7,573万4,000円の予算に対し、46億5,644万4,642円の収入で、2億1,928万9,358円の収入減は、安東贄崎線街路改良事業などの繰越明許費に係る補助金等であります。 収入の主なものは、生活保護費負担金等の国庫負担金と、安東贄崎線等の街路改良事業、新町を初めとする都市下水路築造事業などに係る国庫補助金であります。 第13款県支出金は、18億9,619万6,000円の予算に対し、19億65万3,942円の収入で、445万7,942円の増であります。 収入の主なものは、保育所及び児童福祉会館措置費等県負担金、心身障害者医療費助成事業、地方改善対策事業等の県補助金及び県税徴収等の委託金であります。 第14款財産収入は、1億9,009万3,000円の予算に対し、1億9,666万8,459円の収入で、657万5,459円の増となっており、収入の主なものは、財政調整基金利子及び減債基金利子等であります。 第15款寄附金は、1,454万6,000円の予算に対し、1,480万9,409円の収入で、26万3,409円の増となっており、収入の主なものは、地域社会福祉基金積み立て及びサンライズタウン開発に伴う寄附金等であります。 第16款繰入金は、4億8,034万9,000円の予算に対し、4億7,722万7,722円の収入で、312万1,278円の減となっており、収入の主なものは、財政調整基金及び減債基金繰入金等であります。 第17款繰越金は、前年度からの繰越金で、繰越明許費繰越充当財源を含めまして、18億2,410万5,550円の収入であります。 第18款諸収入は、33億2,785万7,000円の予算に対し、34億1,029万3,443円の収入で、8,243万6,443円の増であります。 収入の主なものは、モーターボート競走事業特別会計からの繰入金19億円のほか、土地開発公社貸付金元利収入、中小企業等資金融資貸付金元利収入等であります。 第19款市債は、42億5,030万円の予算に対し、41億2,050万円の収入で、1億2,980万円の減は、大里睦合山室町線道路改良事業及び五六川河川改修事業などの繰越明許費に係る整備事業債であります。 また、収入の主なものは、住民税等減税補てん債、排水施設整備事業債、都市下水路整備事業債、道路整備事業債及び津地区ふるさと市町村圏基金造成事業債等であります。 引き続き歳出決算について申し上げます。 第1款議会費は、5億123万円の予算に対し、4億9,417万7,907円の支出で、705万2,093円の不用額であります。 支出の主なものは、議員報酬及び職員の人件費と、議会運営諸経費であります。 第2款総務費は、70億7,523万6,000円の予算に対し、68億1,421万1,368円の支出で、2億6,102万4,632円の不用額は、一般管理費の職員手当等、庁舎維持管理費及び賦課徴収費に不用が生じたものであります。 支出の主なものは、退職手当を含む職員の人件費のほか、財政調整基金積立金、津地区ふるさと市町村圏基金造成出資金及び株式会社津サイエンスプラザ出資金、行政情報管理システム開発委託料、市民税等賦課計算事務委託料等であります。 第3款民生費は、104億650万4,000円の予算に対し、101億8,106万538円の支出で、2億2,544万3,462円の不用額は、社会福祉総務費等の扶助費、保育所費のほか、各費目の執行残であります。 支出の主なものは、社会福祉事業団施設運営事業委託料、特別養護老人ホーム措置費、地方改善事業費、民間保育所への措置委託料、生活保護費を初めとする各種扶助費のほか、国民健康保険事業特別会計繰出金等であります。 第4款衛生費は、39億3,367万8,000円の予算に対し、38億3,924万4,560円の支出でありますが、合併処理浄化槽設置整備事業に係る繰越明許費繰越額を差し引きますと、8,656万7,440円の不用額は、予防費及びし尿処理費の委託料に不用が生じたものであります。 支出の主なものは、がん検診等の予防費関係委託料、津地区公域圏粗大ごみ処理施設組合、津市ほか4箇町村衛生施設利用組合等負担金、ごみ収集及びごみ・し尿処理経費のほか、老人保健医療事業特別会計繰出金であります。 第5款労働費は、1億5,133万6,000円の予算に対し、1億4,199万1,353円の支出で、934万4,647円の不用額であります。 失業対策事業として実施いたしました事業は、津球場公園の公共施設整備工事及び藤水幼稚園土地整備工事が主なもので、これらに伴う賃金、報償費、職員の人件費等をあわせ支出いたしております。 第6款農林水産業費は、12億1,666万9,000円の予算に対し、11億2,988万4,824円の支出でありますが、白塚漁港整備事業に係る繰越明許費繰越額を差し引きますと、2,878万4,176円の不用額で、内容といたしましては、農地費の委託料や工事請負費及び補助金であります。 支出の主なものは、農業基盤整備工事費、中勢用水事業負担金及び白塚漁港整備事業費等であります。 第7款商工費は、8億5,722万3,000円の予算に対し、8億3,580万9,349円の支出で、2,141万3,651円の不用額は、商工業振興費等の補助金などに不用が生じたものであります。 支出の主なものは、津市センターパレスホール管理委託料、三重産業振興センター建設負担金、勤労者持ち家促進資金等の貸付金のほか、津まつり実行委員会補助金等であります。 第8款土木費は、102億318万4,256円の予算に対し、94億5,524万1,832円の支出でありますが、道路新設改良事業、安東贄崎線などの街路改良事業、中勢北部サイエンスシティ第1期事業計画に係る公園基本設計委託及び五六川河川改修事業に係る繰越明許費繰越額並びに新町都市下水路築造事業継続費逓次繰越額等を差し引きますと、1億5,157万6,346円の不用額で、内容といたしましては、道路橋梁費、河川費及び都市計画費等各費目に不用が生じたものであります。 支出の主なものは、道路維持工事費、道路新設改良事業費、五六川河川改修事業費、排水路改良工事等の排水対策事業費、街路改良事業費、都市下水路築造事業費、公園管理経費、岩田CBアパート建てかえ工事等住宅関係経費のほか、下水道事業、土地区画整理事業等の特別会計繰出金と、県施行に係る道路、河川の各種負担金等であります。 第9款消防費は、20億1,701万3,000円の予算に対し、19億8,308万5,262円の支出で、3,392万7,738円の不用額であります。 支出の主なものは、職員の人件費のほか耐震性防火水槽設置工事費、水槽付小型消防ポンプ自動車購入費等であります。 第10款教育費は、56億711万2,000円の予算に対し、55億1,369万2,794円の支出で、9,341万9,206円の不用額は、各費目に不用が生じたものであります。 支出の主なものは、橋南中学校校舎大規模改造工事等の義務教育施設整備事業費、私立幼稚園就園奨励費補助金、津市社会教育振興会補助金、三重県総合文化センター駐車場用地購入費、公民館、図書館及び運動施設管理運営経費、古道公園内テニスコート・コート面及びフェンス改修工事費と、短期大学の図書館改修工事費等であります。 第11款公債費は、49億5,926万6,000円の予算に対し、49億4,815万7,923円の支出で、1,110万8,077円の不用額であります。 支出の主なものは、普通債、災害復旧債等の元利償還金であります。 第12款諸支出金は、5億6,550万円の支出で、土地開発公社及び職員共済組合に対する貸付金であります。 第13款予備費は、3,000万円の予算で、全額不執行であります。 第14款災害復旧費は、6,850万6,000円の予算に対し、6,628万7,960円の支出で、221万8,040円の不用額であります。 支出の主なものは、農業用施設及び河川等に係る災害復旧事業費であります。 認定第4号平成7年度津市モーターボート競走事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計524億508万538円、歳出合計521億9,171万651円で、差し引き2億1,336万9,887円を翌年度へ繰り越しております。 事業の概要を申し上げますと、本年度の開催日数は、久居市ほか6箇町村競艇事業組合の開催分24日を含めて180日で、1日平均の売上額は、2億3,898万5,452円で、前年度と比較して861万1,712円、3.5%の減、また1日平均の利用者数は6,821人で、前年度と比較して656人、10.6%の増となっております。 また、浜名湖競艇企業団ほかの事務受託によります場外発売受託事業収入は、76億4,342万4,632円となっております。 一般会計への繰出金は19億円で、当該年度の売上額からの繰り出しによるものであります。 次に、決算の内容について申し上げますと、歳入は、勝舟投票券発売収入が主なもので、歳出では、勝舟投票券払戻金、久居市ほか6箇町村競艇事業組合配分金、公営企業金融公庫納付金、三重県モーターボート競走会交付金、日本船舶振興会交付金、臨時従事員賃金、選手賞金等の報償費、新聞、電波等の広告料、浜名湖競艇企業団等への繰出金など開催に関連する諸経費、財政調整基金積立金及び一般会計への繰出金が主なものであります。 認定第5号平成7年度津市と畜場事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計4,397万5,153円、歳出合計4,215万2,634円で、差し引き182万2,519円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、事業収入、一般会計からの繰入金等で、歳出は、人件費等のと畜場運営経費及び公債費の元利償還金等であります。 認定第6号平成7年度津市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計80億3,112万2,865円、歳出合計81億2,247万1,801円で、差し引き9,134万8,936円の不足となり、翌年度歳入を繰上充用したもので、この要因は、国保被保険者の急速な高齢化等に伴い医療費が大幅に増大していること、また景気の低迷により所得の伸びが低く、保険料収入が低調であるため不足が生じたものであります。 歳入は、国民健康保険料のほか、療養給付費等に対する国庫支出金及び社会保険診療報酬支払基金からの交付金並びに一般会計からの繰入金が主なものであります。 歳出では、療養諸費、高額療養費等の保険給付費、老人保健拠出金等が主なものであります。 認定第7号平成7年度津市下水道事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計54億9,663万3,697円、歳出合計54億5,556万607円で、差し引き4,107万3,090円が翌年度繰り越しとなりますが、繰越明許費繰越額の流域関連公共下水道事業等などに充当する財源1,825万8,000円を含んでおりますので、実質収支額は、2,281万5,090円であります。 歳入は、下水道使用料のほか国庫支出金一般会計からの繰入金、市債等で、歳出は、県施行に係る中勢沿岸流域下水道事業負担金、津第5-4処理分区管路整備工事等の建設事業費、中央浄化センター等施設の維持管理経費、公債費の元利償還金及び人件費等であります。 認定第8号平成7年度津市住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計2億2,707万9,332円、歳出合計2億1,275万5,188円で、差し引き1,432万4,144円の翌年度繰り越しとなりますが、繰越明許費繰越額の住宅新築資金等貸付金に充当する財源220万円を含んでおりますので、実質収支額は1,212万4,144円であります。 歳入は、貸付金元利収入、基金繰入金及び市債等で、歳出は住宅新築資金等貸付金3件及び公債費の元利償還金等であります。 認定第9号平成7年度津市福祉資金貸付事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計3,650万、3,108円、歳出合計278万6,694円で、差し引き3,371万6,414円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、貸付金元利収入及び前年度繰越金で、歳出は、福祉資金貸付金2件が主なものであります。 なお、不用額は、主に予備費の不執行によるものであります。 認定第10号平成7年度津市奨学金貸付事業特別会計歳入歳出決算は、歳入歳出とも2,070万円であります。 歳入は、貸付金元利収入及び一般会計からの繰入金で、歳出は、奨学金貸付金35件であります。 認定第11号平成7年度津市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計1億6,344万6,245円、歳出合計1億5,339万2,982円で、差し引き1,005万3,263円を翌年度へ繰り越しております。 歳入は、一般会計からの繰入金、前年度繰越金のほか津駅前第2土地区画整理事業区域内の公益施設用地売却に伴う土地売払金等で、歳出は、津駅前北部土地区画整理事業換地設計に係る街区確定等調査業務委託料、津駅前第2土地区画整理事業清算交付金のほか、公債費の元利償還金及び人件費が主なものであります。 認定第12号平成7年度津市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算は、歳入合計108億7,076万2,522円、歳出合計108億3,078万7,708円で、差し引き3,997万4,814円を翌年度へ繰り越しております。 歳入の主なものは、支払基金交付金、国及び県支出金、一般会計からの繰入金等で、歳出は、各医療給付費及び医療費並びに審査支払い手数料などであります。 以上で上程議案に対する説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 ○議長(小倉昌行君) 以上で説明は終わりました。 本日はこれにて会議をとどめます。 明3日から9日までは、議案精読のため会議を開かないことにいたします。 12月10日の日程は、上程議案に対する質疑と市政一般質問であります。 本日はこれをもって散会いたします。     午前10時58分散会...